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今日は寒いね~

今日は僕のお友達のシロ君のお命日なんだ

シロ君のお話の続きを書こうと思いながら、

ずっと書けないでいたんだ

前に読んでくれてた人も忘れちゃったよね・・・

久しぶりに続きのお話



今日は第6話だよ!

>>第五話  >>第四話  >>第三話  >>第二話  >>第一話



シロ君


野良犬だったシロ君とおじいちゃんが出会って

おじいちゃん家の子になって初めての春のお話

僕も大好きないつものお散歩コースに桜が咲いて

お弁当持っておじいちゃんとおばあちゃんとママと

シロ君とお散歩行ったりしてたんだ♪


シロ君


お散歩で会う人みんなに「シロ君、きれいになったね~」

「元気になったね~」って言われて嬉しかったんだって!

でも、不安なことがあったんだよね・・・


シロ君


春と言えばフィラリア検査の時期だよね

家に来た時からずっと気になっててね、

病院の先生にも聞いてたんだけど

春になったら検査しましょうって言われててさ

で、ようやく春になって検査した結果は・・・・・

 陽性

ずっと外で暮してたんだものね

しかたないという思いもあったけど、

やっぱりショックだった


シロ君


でもね、先生が言ったんだ

フィラリアの寿命は7年なんだって

だから、フィラリアにかかったばかりで

若くて元気な子なら薬で現状より増えないようにすれば

7年後にはフィラリアはいなくなって、完治も可能だって!

でも、シロ君の年齢は不明・・・

若くないことだけは分かってたし

シロ君が勝つか、フィラリアが勝つか、

薬を飲みながら・・・ということになったんだ


シロ君

だから、シロ君は絶対にフィラリアに勝てる!!

みんな、そう信じることにしたんだ

2003年の春のお話でした


またいつの日か続く・・・
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好き嫌い

僕は、あんまり好き嫌いはないんだよ。
特に好きな食べ物はいくつかあるけど、
嫌いな食べ物っていうのは、ないかな~。
好き嫌い

前にどうせ食べないだろうって貰ったレモンも食べちゃったし、
子供の頃にガリガリ防止用に、しつけ教室の先生にちょこっと
わさびを塗るといいってママ言われてさ、僕がガリガリするところに
わさびを塗ったんだけど、僕は美味しくってペロペロ舐めちゃった!!


人もワンコもちょっと苦手なタイプはあるけど、
大きい子でも小さい子でも、とりあえずみんなに挨拶はするよ。

そうそう、しつこくされるのは嫌いかな~。

でも、僕は気に入った子がいるとしつこくしちゃうんだけどね・・・。
好き嫌い


みんなは好き嫌いってあるかな??


僕のお友達のシロ君は好き嫌いがとってもはっきりしてたんだよ。


今日は、またシロ君とおじいちゃんのお話をするね。

たま~に、少しずつ書いてるんだ。


今日は第5話だよ!

>>第四話  >>第三話  >>第二話  >>第一話



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「シロ君の好き嫌い」


シロ君はおじいちゃんの家で一緒に暮すようになって、
すっかり家族の一員になったんだよ。

最初は何の芸も出来なかったんだけど、「お座り」、「お手」、
「待て」は、すぐにできるようになったんだ。

シロ君はとっても頭いいんだよ。
好き嫌い


お腹の虫もいなくなったみたいで食欲も旺盛になってね、
アバラ骨も全く見えなくなったし、
ゴワゴワで薄かった毛もふわふわの毛に変わったんだよ!!

ちょっとビックリしたのは、真っ白だった毛が、
部分的にちょっと茶色の部分も出てきたりもしたこと。

そんなシロ君だけど、何でも食べるって訳ではなかったんだ。

ドックフードとかほねっことかジャーキーなんかは
すごい喜んで食べるのにボーロとかクッキーとかは
絶対に食べなかったんだよ。

いらない!って拒否するんだ。

野菜や果物なんかも絶対に食べなかったな~。

野良生活してた割に好き嫌いがはっきりしててね、
完全な肉食って感じだったんだよ。
好き嫌い


シロ君が大好きだったものと言えばやっぱりお散歩かな~。

お散歩は毎日、朝・夜とおじいちゃんは、雨だろうが雪だろうが
絶対に行ってたんだ。

雨の日は濡れないようにって、ゴミ袋に穴あけたものを
カッパ代わりに着せられて、嬉しそうに出かけて行ったんだ。

ちゃんとしたカッパも買ったことはあったんだけど、
何故かそれを着せるとフリーズしちゃってさ、
1歩も動かなくなっちゃうんだよね・・・。

シロ君はおじいちゃんが作ったゴミ袋カッパの方が好きだったみたい。
好き嫌い


シロ君のお散歩コースは、おじいちゃんの家の辺りで
ワンコを飼ってる人はみんなそこでお散歩する場所だから、
いつも沢山のワンコに会うんだ。

シロ君はワンコの好き嫌いもあったんだよ。

まず、大半の子には興味ないんだ。

興味ない場合には、まったく気がつかなかったのかと思うほどの素通り。

で、好きな子に会うと上半身を低くして、シッポをぶんぶんふって
右へ左へ飛びながら、遊ぼうって誘うんだ。
その時の笑顔は最高だったんだよ!!

そして、嫌いな子に会った時の反応はそれは恐ろしいんだ・・・。
すごい恐い顔して吠えるんだよ。
別人(別犬)のような形相と声になるんだから。
そうすると、相手の子も吠えるから一触即発状態。
おじいちゃんが必死でリードを引っ張って、その場を離れてたな。

ホントに好きな子、嫌いな子、興味ない子の差がはっきりしてたんだ。


人間はみんな好きだったみたい。

おじいちゃんは特別だったみたいだけどね。

最初は、おじいちゃんにしか心を許してなかったシロ君は、
慣れてきたら、話しかけてくれる人にはシッポをふりながら近づいて
頭を撫ぜてもらうようになったんだよ。

家に来る人も喜んで玄関まで出て行って撫ぜてもらったりしてね。

でもね、僕のパパが初めてシロ君に会った時は、面白かったんだ。
好き嫌い

パパを見たとたんにシロ君はまるでパパに何かされたことでも
あるかのようにシッポを丸めて体勢を低くして逃げたんだ。

家の中をパパから逃げまくってね。

パパはどうしていいか分からなくて突っ立ってたみたい。

過去にパパに似た人と何か嫌な思い出でもあったのかな~??

でも、頭のいいシロ君はすぐにパパは悪い人じゃないって分かってくれて
慣れてくれたんだけどね。

そうそう、シロ君はおもちゃで遊ぶってことはなかったんだ。

おもちゃってものを知らなかったのかも。
ママがおもちゃを買ったことがあったんだけど、
その時は大変だったんだ。

押すとキュ~キュ~って鳴るボールだったんだけど、
その音が恐かったみたいでね。
パニック状態になっちゃったんだ。
大きな体で椅子の下なんて入れないのに、無理やり入りこんだり
家の中から逃げ出そうとしたりして、そこらにぶつかったり・・・。

次の日にはおじいちゃんにボールは処分されたみたいだけどね。

ほんとにシロ君は好き嫌いがはっきりしてたな~。
好き嫌い


でも、シロ君の怯える姿や怒ってる姿を見ると、
ほんの少しだけシロ君の過去が見えたような気もして
切なくなったんだけどね・・・・・。


また、いつの日が続く・・・

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今日は、またシロ君とおじいちゃんのお話をするね。
シロ君


たま~に、少しずつ書いてるんだ。

昔の携帯で撮ったもので、小さくて見づらいんだけど、
シロ君が来たばかりの頃の写真がみつかったんだ~。

今日は第四話だよ!

>>第三話  >>第二話  >>第一話



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「シロ君のお家」



シロ君が来て2日目。
昨日の夜の下痢は嘘のようにシロ君は元気だった。

でも、やっぱり地肌が透けて見えるほど毛は薄く、
肋骨もはっきり見えていて痛々しい姿ではあったんだ。

だから、ママはシロ君に服を着せてみたんだって。
前に一緒に暮していたムクちゃんに作ったけれど、
着せてあげられなかった服が1枚あったんだ。

シロ君は服なんて着たことないだろうし、
きっと、嫌がるだろうな~?って思ったのに、驚くほど従順でね。
全く抵抗せず、嫌がらずに着てくれたんだって。
シロ君


落ち着いて元気だったけど、朝のお散歩でもお腹はゆるかったし、
午後は病院に連れて行くことになったんだ。

初めて行った動物病院だったんだけど、
いい先生でね、野良だったって話をしたら、
色々診てくれて、料金もいらないって言われたんだよ。

もう、おじいちゃん家の子になったのに・・・。
そして、その後も生涯、シロ君は半額で診てくれたんだ。
シロ君がいい子だったからかな~。

お腹を壊してたのは、やっぱり虫がいたからだったんだ。
フィラリアの検査もしてもらおうと思ったんだけど、
とりあえずお腹の虫の方の治療が先ってことで、
フィラリアの検査は春になってからってことになったんだ。

気になっていた年齢も聞いてみたんだけど、
難しいって言われた。
そんなに若くはないだろう・・・
でも、いくつぐらいか分からないってね。

だから、やっぱり12、13歳ぐらいなのかな~。
ってみんな思ったんだって。
シロ君

でも、シロ君はお散歩に行く時、とってもテンションがあがるんだ。
ピョンピョン嬉しそうに飛んで、くるくるまわるんだ。
その様子を見ると、もしかしたら意外に若いんじゃないかって
期待も沸いちゃったみたい。

でも、お散歩の途中、突然、電池が切れたみたいに
ピタッと動きが止まっちゃうこともあったんだ。
頭も下に向いちゃって、そのまま倒れちゃいそうなぐらい
生気を失った状態になるんだ。
そんな時は、ただじっと待つしかないんだけどね。
声をかけながら、少し待ってると、
また突然、充電完了したみたいに元に戻って
元気に歩きだすんだよ。
そのことが気になりながら、
お腹の調子もなかなか良くならなかったけれど、
日に日にママやおばあちゃんには慣れてきたんだよ。
シロ君


2着目の服も嫌がらずに着てくれたんだって。
最初の服はちょっときつそうだったから、
ユニクロで子供用のシャツブラウスを
買ってきてリメイクしたんだって。
この服、すごく似合ってたんだよ~!!

ホントはシロ君的には服なんて着たくなかったかもしれないけれど、
おじいちゃんは服を着たシロ君を連れてお散歩に行くのが好きだったんだ。
痛々しい体が隠れるせいか、みんながホントにあのシロ君??
綺麗になったねぇ~。かわいくなったねぇ~って言うのが嬉しかったみたい。
シロ君


そして、シロ君が来て初めてのお正月は、近くのお寺に一緒に
初詣にも行ったんだ。

そして、シロ君の新しい犬小屋もできたんだ。
最初は本当にシロ君が家に来てくれるか半信半疑だったから、
おばあちゃんのお友達から貰ったハウスしか用意してなかったんだ。
ハウスはプラスチックで温かそうだったんだけど、
高さが低くて方向転換はできるけど、立ち上がれなかったんだ。

新しい犬小屋には、初詣で買ったお守りもつけたんだ。
シロ君


それから、シロ君はどんどんおじいちゃん家になじんでいったんだ。
ママたちを見ても尻尾をぶんぶん振るようにもなったんだよ。

そして、お散歩から帰ってくると、帰ってきたぞ!!って
「ワン!」って一声吠えるようにもなったんだ!!
シロ君


そして、1月27日。
ちょうど、おじいちゃんのお家に来て1ヶ月。
シロ君


この頃にはシロ君は玄関の外の小屋ではなくて
玄関の中がお部屋になったんだ。
雪が降ったりしたから、外の小屋ではかわいそうだって
おじいちゃんとママが反対するおばあちゃんを説得したんだ。

おばあちゃんは、寒い時期だけだからね!って約束で入れてくれたんだけど、
結局、シロ君の新しい犬小屋は、もう使われることはなかったんだ・・・。
シロ君


それから少しすると、シロ君は気がつくと
玄関マットの上にいるようになったんだ。
これには、話が違うっておばあちゃんは怒っちゃってね。

寒い時期だったし、お腹の調子も悪かったから
お風呂に入れてあげることもできなかったからね・・・。

でも、シロ君はすごく頭が良くて、それが分かったのか
おばあちゃんが玄関に来るって分かると下に降りて自分の毛布の上で、
それ以外の時は玄関マットの上にいるようになったんだよ。

でも、やっぱり一緒に暮してるとどんどんかわいくなるんだよね。
まあ廊下まではOKってことになったんだ。

そして、2月の中旬にはお家の中での同居となったんだ。
シロ君


僕は外で生活したことないけど、
やっぱり家の中の方が絶対落ち着くもんね。

よかったね、シロ君。
シロ君


また、いつの日が続く・・・

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テーマ : わんことの生活 - ジャンル : ペット

見てよ~!!
なんだか怖いよね~?

シロ君とおじいちゃん

みんなで僕をじっとみるんだよ。
この子たちはおじいちゃん家の子なんだ。

僕のお友達だったシロ君がお星さまになった後、
ママがおじいちゃんにプレゼントした子たちだよ!
でも、ママがプレゼントしたのは20匹ぐらいだったんだけど、
今では、100匹じゃきかないほどに増えちゃったんだよ・・・・。

しかも、おじいちゃんが暇さえあれば水槽を眺めて
話しかけたりしてるせいか、この間行ったら、
お魚さんたちもこっちを見るようになってたんだ・・・・・。
おじいちゃんの椅子に一番近いコーナーにじっと固まって動かずに
こっちを見てたりするんだよ~~。
なんだか、かわいいというより不気味だよ・・・。

シロ君とおじいちゃん

でも、おじいちゃんにとってはかわいいみたいなんだけどね。




今日は、またシロ君とおじいちゃんのお話をするね。

たま~に、少しずつ書いてるんだ。

今日は第三話だよ!

   >>第二話  >>第一話


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「真夜中のお散歩」

ある年の12月27日の朝、
いよいよおじいちゃんはシロ君を迎えにいつもの公園に
手にリードを握りしめて満面の笑みで出かけて行ったんだ。

シロ君とおじいちゃん

ママとおばあちゃんは、半分は無理かな~?と思ってたみたい。
今まで2年以上その公園で野良犬として生活してきた子で
人を恐れてるみたいだったからね。
公園を出て住宅街に入る時に嫌がるんじゃないかな~?
って思ってたんだ。

でも、半分は期待もあってママは、玄関の階段に座って
ずっと待ってたんだ。
おばあちゃんも気になるみたいで、
ずっと玄関の掃除ばかりしてたみたいだよ。

でも、おじいちゃんは1時間以上経っても帰ってこなかった。
片道30分もかからないところのはずなのに・・・。

「やっぱり無理かな?」って2人で話している時だったよ。
にこにこしたおじいちゃんが帰ってきたんだ。

シロ君とおじいちゃん

手にはリードを持って、リードの先にはシロ君がいたんだ。
シロ君はママたちの心配をよそにまるでそれが当たり前かのように
おじいちゃんと一緒に歩いてたんだよ。

おじいちゃんとシロ君の帰りが遅かったのは、
シロ君は長距離を一度に歩けないようで、
時々立ち止まったらしいんだ。

半分、無理かな~?って思っていただけに
とっても嬉しかったんだって。

玄関に設置したシロ君の小屋にリードを繋いで
お水を飲ませて、ご飯をあげたんだ。
シロ君は驚くほど自然にご飯も食べてお水も飲んだんだよ。

でも、まだママやおばあちゃんがちょっと近寄ると
警戒して後ずさりしちゃったんだけどね。
そして、ご飯も食べ終わったから少しゆっくりと休ませようって、
みんなは家に入ったんだ。

シロ君とおじいちゃん

しばらくしたら、玄関から何やら変な音が・・・。
玄関の覗き穴から様子を伺うと、
シロ君は門の下の隙間から脱走をはかっていたんだよ。
知らない場所にまた1人放置されたと思ったんだね。きっと。
急いで、玄関をあけて
「シロ君は今日からここに一緒に住むんだよ!」って
話しかけたんだって。

そして、見た目なんて全く気にしないおじいちゃんは、
門の下に板のきれっぱしを次々と取り付けて、
門の下の隙間をふさいじゃったんだ。

おばあちゃんはそれを見てちょっと怒ってたみたいだけどね・・・。
あまりにもひどい状態だったからね。

シロ君とおじいちゃん

その日は夕方のお散歩に行くまで玄関をあけっぱなしにして、
交替でシロ君の側にいたんだ。

夕方になって始めてのシロ君のお散歩。
ママはまた不安になったみたい。
脱走を試みていたし、これでお散歩に行ったら、
もう戻ってこないんじゃないかな・・・って。

でも、シロ君はおじいちゃんと一緒にお散歩に出かけ、
そしてちゃんと一緒に帰ってきたんだ。
それが、まるで当たり前のことのようにね。

シロ君が朝まで住んでいた場所の前も通ったらしいけど、
特に行きたがりもしなかったんだってさ。
そして、シロ君に夜ご飯をあげた後は、
脱走が心配だったし、もう冬で寒かったから
小屋の扉はしっかり閉めたんだ。
シロ君は嫌がりもせずに小屋の中に入って
毛布にくるまってちゃんと寝たんだよ。

色々心配したけれど、そんな心配なんて全く必要なかった
みたいにシロ君はおじいちゃん家の子になったんだ。
人を怖がっていたけれど、やっぱり人が好きだったんだね。

シロ君とおじいちゃん

と切なく思いながら、でも安心してみんなが眠った頃、
ママは「ヒ~~~~ィィィ~~ン!!フィ~~ン!!」
っていう変な音に目が覚めたんだ。
音はかなり大きくて、玄関の外から聞こえてきてたんだって。
玄関まで行ってみると、その音の正体は
シロ君の泣き声だったんだ。

ママはおじいちゃんを起こしたんだけど、
疲れてたのか全く起きてくれない。
まだ、シロ君に触れたこともなくて、
一人で行くのは不安だったママはおばあちゃんを起こしたんだ。
そして、2人で小屋のところに行くと、
シロ君はひどく辛そうに鳴いていたんだ。
トイレかも!?って思って、シロ君を小屋から出して
リードを付けて真夜中のお散歩。

シロ君とおじいちゃん

近くの土手につくと、シロ君は慌ててしゃがんだんだ。
そして、ひどい下痢だった。
こんなにもひどい下痢なのに小屋の中や、
玄関や家の前ではしないで、ここまで我慢したなんて、
なんて賢い子なんだろう。なんて健気な子なんだろう。って
感心すると同時に、やっぱり切なく
複雑な気持ちにもなったみたいだよ。

でも、切ない気持ちになったのもつかの間で、
ひどい下痢の後片付けに家から紙を持ってきたり、
水を運んだりの真夜中の大掃除になったんだよね・・・。
人に見られたら、かなり怪しい行動だったと思うよ。
でも、その後はシロ君も朝までゆっくり寝てくれた。
そして、おじいちゃんも。

朝、起きておじいちゃんに夕べの出来事を話すと
そんなことがあったなんて全く気づかなかったってさ。

幸せだね~。

シロ君とおじいちゃん



また、いつの日が続く・・・

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テーマ : わんことの生活 - ジャンル : ペット

これは、僕の一番のお友達だったシロ君とおじいちゃんのお話。

たま~に、少しずつ書いていこうと思ってるんだ。

シロ君とおじいちゃん2


今日は第二話だよ!(第一話はここをクリックしてね


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「シロ君、保健所へ!?」




シロ君と出合ったおじいちゃんは毎日、朝と夕方の2回

ご飯をもってシロ君のところへ通うようになったんだ。

お散歩から帰ってくるとおじいちゃんは、とっても嬉しそうに

シロ君のお話をしてたんだよ。

今日はとってもよく食べたとか、

今日はちょっと食欲がなかったとか、

このジャーキーが好きなんだよ~とか。

それからしばらくして、12月の半ば頃だったかな~?

シロ君とおじいちゃんが出合って2ヶ月ぐらい経った頃だよ。

だんだん本格的に寒くなってきてさ。

おじいちゃんおかしなことを言い出したんだよ。

「あのままじゃ、可哀想だ。冬なんて越せないよ。
 
 だから、保健所に連れてってもらう」って。

シロ君とおじいちゃん2

ママもおばあちゃんもビックリして固まったんだって。

おじいちゃんに「保健所がどういうところか知ってるの??」

って聞いたんだ。

おじちゃんはちょっとムッとしながら

「そんなの知ってるよ。だって、あのままじゃ、
 
 冬なんてとても越せないんだよ。

 あのまま、あそこで寒い思いして死んじゃうのは

 あまりにも可哀想だよ」って。

おじいちゃんなりに考えた結果だったんだと思う。

ママは何て言っていいか分からなくなったんだって。

悩みながら「もう保健所には連絡したの?」って聞いたんだ。

「公園管理事務所の人には言ったよ。
 
 でも、前にも野良犬がいるからって保健所に連絡した

 ことはあるんだけど、捕まらなくてね~。

 捕まえてきてくれたら、ここで預かってすぐに連絡するよ」

って言われたんだって。

それで、おじいちゃんが捕まえて渡すって約束したんだって

おじいちゃんは、いつも通りの笑顔でケロッと言ったんだ。

もう、ママにはおじいちゃんの考えてることが

全く理解できなくなったんだ。

今まで2ヶ月ぐらいの間、ずっと毎日シロ君にご飯を持って行って、

楽しそうにシロ君のお話してたおじいちゃんが

そんなこと言い出すなんて・・・。

シロ君とおじいちゃん2

その頃、まだムクちゃんがお星様になっちゃってから

3ヶ月しか経ってなくて、おばあちゃんの片耳も聞こえないまま、

ママも完全に立直れてなくて、また犬と一緒に暮すなんてことは

全く考えられなかったんだ。

でも、このままだとシロ君は保健所に連れて行かれて

殺されちゃうんだ・・・・・。

ママは、すっごく悩んだんだ。

シロ君には会ったことはなかったけれど、おじいちゃんの話しを

聞いて親近感は沸いてたんだ。

それで、決心したんだ。

ムクちゃんがいなくなって一度も行ってなかった公園に

行ってシロ君に会ってみようって。

そして、ある日の夕方ママとおばあちゃんはおじいちゃんと

一緒にシロ君に会いに行ったんだ。

ママは会った瞬間ちょっと驚いたんだよ。

おじいちゃんの話しだけ聞いていて、真っ白なかわいらしい犬を

想像してたんだ。

でも、おじいちゃんに近寄ってきた犬は、

意外に大きく、毛は薄く、グレーに汚れて、目つきも悪く

遠目にもアバラ骨がはっきり数えられるほど痩せこけていて、

かわいいなんてお世辞にも言えない姿だったんだ。

そして、茶色の緩くぼろぼろの首輪がとても切なかった。

近くの人の話だと、シロ君は車でそこに連れて来られて

捨てられたんだとか、もう2年はそこにいるんだって。

シロ君とおじいちゃん2

シロ君は、おじいちゃんには近づくものの、

ママたちが少しでも近づくと警戒して後ずさりしたんだ。

シロ君のご飯が終わると、おじいちゃんは1人自転車で

公園のさらに奥にお散歩に行ったんだけど、

シロ君は遅い足どりでそれでも一生懸命に

おじいちゃんの後を追ってたんだ。

でも、おじいちゃんはついてきたら困るからって決して

速度を落とさないし、振り向かない。

おじいちゃんとシロ君の間はどんどん離れていく・・・。

しばらくついていったシロ君は諦めたようだった。

ママとおばあちゃんはそれを見届けて、家に帰ったんだ。

色んな気持ちが心の中を泳いでたんだって。

そして、次の日、ママはおじいちゃんに言ったんだ。

「シロ君、きっと、もう長くないよね。

 せめて家で最後を看取ってあげよう。」って。

「ムクちゃんの最後に一緒にいてあげられなかった

 代わりにはならないけれど、代わりにシロ君の最後を

 家で看取ってあげよう」って。

おばあちゃんも同じ気持ちだった。

おじいちゃんは、それを聞いてとっても喜んだんだ。

「そうだな。先はそんなに長くないかもしれないけど、

 もしかしたら、まだ若いかもしれないしな。」って言ってね。

でも、もう何年も野良犬だったシロ君をそう簡単に家に連れて

こられるものだろうか?って不安だった。

シロ君とおじいちゃん2

とりあえず、次の日、おじいちゃんは公園管理事務所に

保健所の件の中止と自分が連れて帰るということを

伝えに言ったんだ。

公園管理事務所の人はさぞかし、おかしな人だな~と

思っただろうね~。

そして、おばあちゃんは知り合いから犬小屋を貰ってきたんだ。

とても家に入れる気にはならない感じだったし、

ずっと外にいたのだから、犬小屋と毛布があれば外でも

大丈夫だろうってことで玄関の前にシロ君の小屋を設置したんだ。

そして、12月27日の朝、おじいちゃんはシロ君を迎えに

いつもは自転車で行くお散歩に1人歩いて

手にはリードを持って出かけて行ったんだ。

いつものやんちゃなそして満面の笑みで・・・。

シロ君とおじいちゃん2



また、いつの日が続く・・・

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じゃあね、おやすみなさ~い。
シロ君とおじいちゃん2

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