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これは、僕の一番のお友達だったシロ君とおじいちゃんのお話。

たま~に、少しずつ書いていこうと思ってるんだ。

シロ君とおじいちゃん2


今日は第二話だよ!(第一話はここをクリックしてね


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「シロ君、保健所へ!?」




シロ君と出合ったおじいちゃんは毎日、朝と夕方の2回

ご飯をもってシロ君のところへ通うようになったんだ。

お散歩から帰ってくるとおじいちゃんは、とっても嬉しそうに

シロ君のお話をしてたんだよ。

今日はとってもよく食べたとか、

今日はちょっと食欲がなかったとか、

このジャーキーが好きなんだよ~とか。

それからしばらくして、12月の半ば頃だったかな~?

シロ君とおじいちゃんが出合って2ヶ月ぐらい経った頃だよ。

だんだん本格的に寒くなってきてさ。

おじいちゃんおかしなことを言い出したんだよ。

「あのままじゃ、可哀想だ。冬なんて越せないよ。
 
 だから、保健所に連れてってもらう」って。

シロ君とおじいちゃん2

ママもおばあちゃんもビックリして固まったんだって。

おじいちゃんに「保健所がどういうところか知ってるの??」

って聞いたんだ。

おじちゃんはちょっとムッとしながら

「そんなの知ってるよ。だって、あのままじゃ、
 
 冬なんてとても越せないんだよ。

 あのまま、あそこで寒い思いして死んじゃうのは

 あまりにも可哀想だよ」って。

おじいちゃんなりに考えた結果だったんだと思う。

ママは何て言っていいか分からなくなったんだって。

悩みながら「もう保健所には連絡したの?」って聞いたんだ。

「公園管理事務所の人には言ったよ。
 
 でも、前にも野良犬がいるからって保健所に連絡した

 ことはあるんだけど、捕まらなくてね~。

 捕まえてきてくれたら、ここで預かってすぐに連絡するよ」

って言われたんだって。

それで、おじいちゃんが捕まえて渡すって約束したんだって

おじいちゃんは、いつも通りの笑顔でケロッと言ったんだ。

もう、ママにはおじいちゃんの考えてることが

全く理解できなくなったんだ。

今まで2ヶ月ぐらいの間、ずっと毎日シロ君にご飯を持って行って、

楽しそうにシロ君のお話してたおじいちゃんが

そんなこと言い出すなんて・・・。

シロ君とおじいちゃん2

その頃、まだムクちゃんがお星様になっちゃってから

3ヶ月しか経ってなくて、おばあちゃんの片耳も聞こえないまま、

ママも完全に立直れてなくて、また犬と一緒に暮すなんてことは

全く考えられなかったんだ。

でも、このままだとシロ君は保健所に連れて行かれて

殺されちゃうんだ・・・・・。

ママは、すっごく悩んだんだ。

シロ君には会ったことはなかったけれど、おじいちゃんの話しを

聞いて親近感は沸いてたんだ。

それで、決心したんだ。

ムクちゃんがいなくなって一度も行ってなかった公園に

行ってシロ君に会ってみようって。

そして、ある日の夕方ママとおばあちゃんはおじいちゃんと

一緒にシロ君に会いに行ったんだ。

ママは会った瞬間ちょっと驚いたんだよ。

おじいちゃんの話しだけ聞いていて、真っ白なかわいらしい犬を

想像してたんだ。

でも、おじいちゃんに近寄ってきた犬は、

意外に大きく、毛は薄く、グレーに汚れて、目つきも悪く

遠目にもアバラ骨がはっきり数えられるほど痩せこけていて、

かわいいなんてお世辞にも言えない姿だったんだ。

そして、茶色の緩くぼろぼろの首輪がとても切なかった。

近くの人の話だと、シロ君は車でそこに連れて来られて

捨てられたんだとか、もう2年はそこにいるんだって。

シロ君とおじいちゃん2

シロ君は、おじいちゃんには近づくものの、

ママたちが少しでも近づくと警戒して後ずさりしたんだ。

シロ君のご飯が終わると、おじいちゃんは1人自転車で

公園のさらに奥にお散歩に行ったんだけど、

シロ君は遅い足どりでそれでも一生懸命に

おじいちゃんの後を追ってたんだ。

でも、おじいちゃんはついてきたら困るからって決して

速度を落とさないし、振り向かない。

おじいちゃんとシロ君の間はどんどん離れていく・・・。

しばらくついていったシロ君は諦めたようだった。

ママとおばあちゃんはそれを見届けて、家に帰ったんだ。

色んな気持ちが心の中を泳いでたんだって。

そして、次の日、ママはおじいちゃんに言ったんだ。

「シロ君、きっと、もう長くないよね。

 せめて家で最後を看取ってあげよう。」って。

「ムクちゃんの最後に一緒にいてあげられなかった

 代わりにはならないけれど、代わりにシロ君の最後を

 家で看取ってあげよう」って。

おばあちゃんも同じ気持ちだった。

おじいちゃんは、それを聞いてとっても喜んだんだ。

「そうだな。先はそんなに長くないかもしれないけど、

 もしかしたら、まだ若いかもしれないしな。」って言ってね。

でも、もう何年も野良犬だったシロ君をそう簡単に家に連れて

こられるものだろうか?って不安だった。

シロ君とおじいちゃん2

とりあえず、次の日、おじいちゃんは公園管理事務所に

保健所の件の中止と自分が連れて帰るということを

伝えに言ったんだ。

公園管理事務所の人はさぞかし、おかしな人だな~と

思っただろうね~。

そして、おばあちゃんは知り合いから犬小屋を貰ってきたんだ。

とても家に入れる気にはならない感じだったし、

ずっと外にいたのだから、犬小屋と毛布があれば外でも

大丈夫だろうってことで玄関の前にシロ君の小屋を設置したんだ。

そして、12月27日の朝、おじいちゃんはシロ君を迎えに

いつもは自転車で行くお散歩に1人歩いて

手にはリードを持って出かけて行ったんだ。

いつものやんちゃなそして満面の笑みで・・・。

シロ君とおじいちゃん2



また、いつの日が続く・・・

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じゃあね、おやすみなさ~い。
シロ君とおじいちゃん2
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テーマ : ノンフィクション - ジャンル : 小説・文学

コメント

vickyさま

読んでいただいてありがとうございました!!
ホントに、「保健所に連れてってもらう」って
聞いた時には、耳を疑いましたよ。^_^;
ブログを見てるとホントにお犬様って感じで
可愛がられているワンコばかりですよね♪♪
でも、世の中には辛い目にあってる子も
いるんですよね・・・。(涙)

う~ん・・・

『保健所ってv-11』って私も読みながら
突っ込んでしまいましたが・・・
世の中には、お犬様状態で可愛がられているワンコも多いのに・・・
シロは・・・辛いです@@@
どっちが幸せなのかは分からないけれど、
おじいさんの決断は間違いではなかったんですよ・・・ねv-236

minaさま

長いのに入り込んでいただいてありがとうございました!!
シロ君、私も予想外の姿でしたよ~。
子犬ではないことは分かってたのですが、
真っ白だから、シロ君って聞いていたもので。^_^;
続き、また載せますのでお楽しみに~!?

ほびたんさま

長いのに読み入っていただいてありがとうございました!!
私も悩みましたよ。
おじいちゃんの考えはたまに理解不能なんです。^_^;
安心?たぶん・・・・。(v)ニヤリ・・
また、続きを載せますので見てくださいね~!

あたしも入り込んでしまいました。
じんわり涙が出ました(T.T)
あたしもシロくんはカワイイ子犬だと思ってたな…
続きが気になる。
れいく~ん!早く続きを教えて。

(;゚д゚)アッ....

レイくん終わっちゃったの~クゥゥ。・(つ′д`。)・。
完全に読み入ってたのに~!起きて~!!w
いやぁ一時はどうなる事かと・・・本気で悩んでしまいました;
おじぃちゃんが最初に言ってたようにするのが
シロにとっては幸せな事なのかな?でも生きてるって
事がなによりも幸せじゃないかな?なんて色々と
考えてしまって・・・
でも一番良い決断をしましたね!最後は安心しました^^
ん?安心して良いんですよね?続きがキニナル・・・(。ノω<。)

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